「国会質問から9年で筑北スマートインターが完成」

 筑北村に待望のスマートインターが設置されました。令和5年(2023年)12月17日に筑北スマートインターの開通記念式典が行われました。この事業に当初から関与してきた者としては感慨深いものがあります。

 長野道が全線開通したのは、ちょうど30年前の平成3年(1993年)でした。その完成は長野物流に多大な影響を及ぼしましたが、筑北村にとっては、至近のインターチェンジが整備されないことから地元からはスマートインター設置への根強い要望がありました。

 平成24年(2012年)に地元から衆議院初当選の私としては、なんとか地元の希望を叶えたいとの思いがあり、その機会を捉えるチャンスを探っていました。そして、そのチャンスが平成26年(2014年)に巡ってきました。平成26年4月23日の衆議院国土交通委員会では「道路法等の一部を改正する法律案」を審査しており、私はトップバッターとして質問に立たせて頂きました。この法案には、スマートICの整備に対する費用について、間接的な法律補助として国が財政措置できるものとする高速道路機構法の改正も盛り込まれていました。スマートICの整備について、毎年度の予算編成を経て必要な支援額を確定させる補助制度を創設し、整備事業を継続して実施できるようにする法改正でした。

 この法改正によって、高速道路会社からすれば建設が格段に容易になることを意味し、地元にとっても下道からICまでをつなぐ道路の建設費用(調査費用を含む)だけを負担すればよいこととなり、これを機に、安曇野インターから麻績インターまでの23キロ余の中間点にスマートインター設置の可能性について当時の太田昭宏国土交通大臣に質問しました。

(質問)
 務台委員「長野道の松本ICと安曇野ICの間に、梓川スマートICがある。付近の工業団地にとって、非常に大きな経済効果を生んで、喜ばれている。実は、安曇野ICと麻績ICの距離が23kmもある。地元からは途中に一つICをつくってほしいという要望ある。今回の法律改正で、この希望がかなえられるように、私も高速道路会社には申し上げているが、設置の可能性について認識を伺いたい。」

(答弁)
 太田大臣「私も長野はよく行って、よく知っている。スマートICの要望もよく承知している。スマートICの整備については、地元の自治体の要望を踏まえながら、国、高速道路会社、自治体等が連携をして、ICの位置、アクセス道路、整備効率等について検討し計画をまとめることになっている。国土交通省としては、地元自治体における検討に対して必要な協力を行っていきたい。」

 この質疑を受け、早速、筑北村当局に、スマートインター設置の希望を伺うこととしました。たまたまその日に関川(当時)村長、筑北村村議会(現太田村長は当時村議)の皆様が上京していたので、全員のいる場で打診をしたところ、皆様大いに盛り上がり、やっていこうという機運が盛り上がりました。

 あとは、質問から9年強で一気呵成にスマートインターが完成しました。この間、国交省、高速道路会社、長野県、筑北村、地元の関係者、そして工事関係者の並々ならぬ熱意と努力には敬意を表します。軟弱地盤があることが判明し、後期が延びたこともありました。そのような中で、この事業をやり遂げたことは感慨深いものがあります。

 12月17日に催行された開通記念式典では、太田筑北村長から、務台代議士から筑北スマートインターの設置の提案を頂いたとの経緯のご紹介もあり、私としては光栄の限りです。

 これからは、このスマートインターを核に、筑北村が交通の要衝の観点から長野県の中心部として位置づけられ、大いに発展することを願っています。私も地元の国会議員として、長野道完成から30年の節目の年に、多少とも筑北スマートインター設置を牽引できたことを誇りに思います。これも11年間連続で地元から国会に送り出して頂いた皆様のおかげだと感謝しています。

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