「選挙戦第一声時の岩泉町長の感動演説」

 いよいよ衆議院選挙が公示になった。私は安全保障問題や社会保障の在り方についての論点に加え、地元の課題をしっかりと発掘し解決する役割をどの候補者が最も責任をもって担えるのかという点を論点として提示していこうと思っている。

 松本駅前での第一声でもそのことを述べ、そのキーワードとして「若者定着型社会」の実現を訴えている。

 その松本駅前での第一声の際に、思わぬ応援演説を頂いた。昨年の台風10号で大きな被害を被った岩手県岩泉町長の伊達勝身氏にわざわざ岩手から駆け付けて頂いたのだ。私が長靴で失敗したまさに現地の町長の演説は、私にとって大変感動的で、その演説の内容を皆様にも共有したい。

■■■(岩泉町長伊達勝身氏演説)

 私は岩手の岩泉町から参りました。昨年の8月の30日に台風10号で非常に大きな災害が起きました。その際には、本当に務台先生には内閣府の政務官として様々な形でご支援をいただきました。

 実は一つの国に対しての要望等と言いましても、様々な制度に関わっておりまして、何をどこに行っていいかというのはなかなか難しいわけであります。その際に務台先生は、本当にいち早く現地に駆けつけていただきまして、あれこれ細かい指示、指令と対策をつくっていただきました。その後におきましても、「この事業はあそこに行け。ここの課のだれそれに行け」、そういった具体的なところまで、私どもは支援をいただいたわけであります。

 岩泉町だけではなくて、北の方は久慈市、南は宮古市、3つが大きな被害を受けたわけでありますが、3つとも本当にお世話になったわけであります。

 今回、この選挙にあたって、なかなか世間では厳しい風が吹いているということでありましたが、私どもの地元の方では、なぜそういうこと(長靴を忘れ秘書官が背負ったこと)が話題になるんだろう、そういう思いでいっぱいであります。

 災害は実は起きてからどうするかというのが非常に大事ことであります。そういったことについて、これからもしっかりと先生のご指導をいただきたいなと思います。

 務台先生は、長野だけじゃなくて、私は、災害対策においてはまさに日本の宝だと思ってます。どうぞ、世間のお話し、そういったことに惑わされることなく、しっかりとみなさま方のご支持をお願いしたいということで、実は昨夜遅く岩手から参った次第でございます。

 どうぞみなさん、ご理解のうえ、よろしくお願いしたいと思います。それではがんばってください。よろしくお願いします。


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